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建学の精神

 ノートルダムの教育はどのような環境にあっても、そこで諦めることなく、世界に一つだけの花として、自分しか咲かせられない花を咲かせる女性の育成をめざしています。
 それは、設立母体である修道女会の創立者、マザージュリーの生き方でもありました。フランス革命後の荒廃した社会に、教育を通してキリスト教的価値観を伝えようと志したマザーには、数多くの試練が与えられました。六十年の生涯の大半を占めた病気、政府による迫害、教会内の無理解。にもかかわらず、マザージュリーが「ほほえみの聖人」と呼ばれているのは、「神は力に余る試練をお与えになることはない」という、善き神への信頼でした。
 かくてマザーは、置かれた状況の中で、与えられた十字架の一つひとつをしっかりと受け止め、笑顔でご自分の花を咲かせたのです。
 この創立者の精神を建学の精神として、幸せを自分で創り出し、置かれたところで咲く人たちを育ててゆきたいと思っています。
 
   

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