理事長あいさつ
ノートルダム清心学園はナミュール・ノートルダム修道女会を母体としたカトリックの学園です。現在、ヨーロッパに始まり、北アメリカ、ラテンアメリカ、アフリカと日本を含めた5大陸にわたる教育の場で、1,150余名のナミュール・ノートルダム修道女会の会員が活躍しています。
日本では1924年、アメリカ合衆国から来日した6人の宣教師の教育に対する熱い志を受け継いで、岡山、倉敷、広島に幼稚園から大学・大学院までの学校を経営しています。
学校法人ノートルダム清心学園
理事長 津田 葵
建学の精神・教育理念
建学の精神
心を清くし 愛の人であれ
Purify your heart and be a person of love
(ナミュール・ノートルダム修道女会創立者)
St. Julie Billiart, 1751-1816
教育理念
- (1) 社会に対しても、世界に対しても開かれた学園である。
- (2) 時のしるしをよみとりながらも、時代の流れにおしながされることなく、⼈々が真に求めるものにまなざしを向け、⼈びとに奉仕する学園である。
- (3) 宗教的情操を重んじる学園である。これは、各⾃が謙虚におのれを恃し、愛の⼼をもって相互に⼈格の独⾃性を認め合い、その可能性を信頼することによって培われるものである。
ノートルダム清心学園の設立母体であるナミュール・ノートルダム修道女会創立者である聖ジュリー・ビリアートの確固とした教育に対する信念は、すべての人に開かれ、独自性、多様性を尊重しながら、性別、人種、職業による差別があってはならないと主張しています。
また、それぞれの時代の社会的ニーズに即応した教育とその実践を目標としています。日本社会は今、7人に1人の子どもが貧困状態にあること、外国籍の人々への差別、いじめ、児童虐待といったきびしい現実があります。このような課題に向き合い、修復に向けて、積極的に取り組む行動力が求められています。それぞれが与えられた場で、共に生きる人々との連携を深めつつ、共生社会の機能的なメンバーの育成に向けて努めてまいります。
学園のあゆみ
学園章
紋章について
設立母体である、カトリック・ナミュール・ノートルダム修道女会のベルギーのナミュールに位置する修道院のドアにある紋章をデザイン化したものである。
用いられているそれぞれの図案は以下のような意味が込められている。
-
- 盾
- 保護と信仰を象徴
- 三つ星
- 祝福された三位一体を象徴
- 十字架
- イエス・キリストの生と死と復活に啓示された神の愛
- N.D.
- ナミュール・ノートルダム修道女会
-
- 王冠
- 盾を上回ることは、主権、忠誠心、勝利を象徴
永遠の命の王冠
- ばら
- 希望と愛
- ゆり
- 純潔さ無実を表現
- AH!QU’IL EST BON LE BON DIEU!
- 「善き神のいかに善きことよ」
学園の設立母体である、ナミュール・ノートルダム修道女会の創始者である、聖ジュリー・ビリアートが神のみ旨に従い、いつもほほえみながら、絶えず口にしていた言葉。