設立母体

ナミュール・ノートルダム修道女会

本学園は、19世紀初頭、子女教育に専念する目的をもって、フランスで創立されたカトリックの教育修道会ナミュール・ノートルダム修道女会(Sisters of Notre Dame de Namur)を設立母体としています。
ナミュール・ノートルダム修道女会の創立者聖ジュリー・ビリアートは、フランス革命後の混乱期に、みずからの病身をも顧みず、ひたすら信仰のたて直しに努力し、やがてよき協力者を得て修道会設立に至りました。

つねに聖ジュリーの口にのぼった「Ah!qu'il est bon le bon Dieu!善き神のいかに善きことよ」の信条を受けついで、現在、1,350名を超える会員が、アメリカ合衆国、イタリア、イギリス、ベルギー、フランス、アフリカ、南アメリカ、日本を含めた5大陸で教育にたずさわっています。なお、総本部はローマにあります。

日本へは1924年(大正13年)8月、アメリカ合衆国東部、ウォルサム管区から6名の修道女が初めて派遣され、岡山市で清心高等女学校の運営にあたりました。現在日本におけるナミュール・ノートルダム修道女会の会員は約40名(2018年度)の会員がおり、学校法人ノートルダム清心学園の運営等にあたっています。

なお、日本には、本学園と同じ建学の精神を掲げている学校法人ノートルダム新潟清心学園があり、新潟清心女子中学校・高等学校(新潟市)を設置しています。